世界はハンカチ!

¡El mundo es un pañuelo!

el mundo 世界

es は

un pañuelo ハンカチ

「世界は一枚のハンカチのようだ」

なんのこっちゃ?と思われるかもしれませんね。

これはスペイン語のことわざです。

日本語で言うところの、「世間は狭いね〜!」といったような意味になります。

初めて聞いた時は、なんだかぴんとこない気がしましたが、うーんと少し考えてみると、一枚のハンカチが頭の中にぽわーんと浮かんできます。

日本であれ、海外であれ、いろいろな人たちに出会い、今まで考えた事のないできごとに思いを馳せる時間は、今まで真っ白だったハンカチに色彩を加えてくれます。

同じような色を持っている人に惹かれる時もあれば、全く違う色で輝いている人に引きつけられることもあります。時には、くしゃくしゃっと丸めてポケットに入れてしまうことのできるハンカチ。

思ったよりも、世界はちいさいのかもしれませんね。

そんなことを思い出させてくれるできごとがありました。

南米パタゴニアで約4年前に出会ったスペインとフランスの国境にまたがるバスク国の友人から先日New Year Messageが届きました。

彼女とは、たまたま同じバスに乗り合わせて意気投合をしました。一緒に夕ご飯を食べて、二人ともその晩の宿を決めていなかったので、ホテルの一室を一晩シェアしたお付き合いです。

海外の宿は通常二人で借りる方が一人よりも安くなりますので、一人旅をしているとこういうことがよくありました。

学校の教員をしている彼女ですが、夏休み、冬休みともなると世界中を旅してまわっています。

この冬はシドニーにいるようなのですが、現地の宿で「MAUのことを知っている人に会った!」と興奮したようすで書かれていました。

どうやら私が南米に滞在している1年半の間に、出会った人のようでした。

本当に世界は一枚のちいさなハンカチのようです!


El otro día, recibí un e-mail de una amiga que conocí en la Patagonia, Argentina en 2006.

Las dos estábamos viajando solas.

Ella es del País Vasco y tomamos el mismo autobús en el camino hacia la pequeña ciudad para ver el glaciar.

Yo hablaba mal español pero ella trató de entenderme. Ninguna de nosotoras no había decidido el hotel para ese día, así que nos quedamos en el mismo hotel y compartimos la habitación. A pesar de que fue poco tiempo, lo pasamos bien.

Pero a la mañana siguiente, partimos hacia diferentes destinos.

Ahora sólo el intercambiamos de los e-mails varias veces al año. Este año me envió un mensaje de felicitación de año nuevo y me dijo que ella estaba en Australia. Y me dijo que había conocido a alguien que me conocía!

¡Me sorprendió mucho!

¡El mundo es un pañuelo!