海の向こうのよもやま散歩(フィリピン編)

「2013年3月1日。成田空港を飛び立ってからたったの4時間半。私たちはニノイ・アキノ国際空港に降り立った。
マニラは夜の10時。
気温30度の乾燥した夜が広がっている(私のその日の日記から抜粋)」

昨年3月に行った「デンマーク編」からもう1年も経ってしまいました!
今年も世界のあちらこちらの国へと、新潟に居ながら想像力は逞しく「旅をしてみよう」と思います。ぜひご一緒にいかがですか?

2013年度の第一弾は、「フィリピン編」です。

日 時:2013年4月20日(土)13:30〜
参加費:おやつ代として500円お願いします 
場 所:こと葉・や
    新潟市北区葛塚3319-2 とよさかサンロード2F / 第四銀行豊栄支店並び
 

 

まずは、佐竹が旅の案内人をつとめます。
昨年11月に初めて訪れたマニラでの6日間で感じたことや気づいたことを皆さんにお話しようと思っています。今回は、一緒に旅行をした母にとっては初の海外旅行だったこともあり、「冒険」はお預けとなりましたが、街で出会う人々の営みは行く前に想像していたフィリピンとは異なるものでした。

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私の話は、そこそこに、次の案内人は三条の山中で炭焼きを行う加藤さんです。
彼が先日訪れた、「スモーキーマウンテン」と呼ばれるゴミの山は、子供を含めた多くの人たちが鉄やプラスチックのゴミを拾うことで生計を立てています。ウリアン(炭焼きの意味)と呼ばれる地区では廃材を使った炭焼きで生計を立てていて、廃材に染み込んでいる化学薬品などの混ざっている有害な煙で、子供を含めた多くの人が心臓や呼吸器を痛め、45歳まで生きられないと言われています。

スモーキーマウンテンは「公式には」既に「閉鎖」され、そこで暮らしていた人たちは強制退去をさせられ住居を与えられました。しかし、移住先ではゴミを拾うことができず、お金を稼ぐための炭を焼くこともままならないため多くの人が移住を拒んでいます。
彼らのプロジェクトの目的は、ココナッツの殻や籾殻などを使った炭焼きで、スラムの住人に新しい仕事を作り出すことができないか調査をすることでした。
現地を音訪れ、寝食を共にし、話をするうちに意外な切り口が見えてきたといいます。

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さらに、新潟在住フィリピン出身のアンジェラさんに加わっていただきます。
現在の日本での暮らしを踏まえつつ、フィリピンのお話をして下さいます。
いろいろな質問にも答えて下さると思います。

お問い合わせ、参加を希望される方はメールにてご連絡下さい。
kotohaya@gmail.com 

お待ちしています♪