Daily こと葉・や Diary (新潟市)

わたしらしい習慣のつくり方 

そのとき何を思うだろう 13年ぶりの再会を前に

あと9日後。
13年ぶりに、アメリカから親友がやってきます。

この13年間、手紙やメール、SNSで連絡を取り合っていたので、久しぶりという感じはしませんが、実際に会うとなると話は別です。何を話そうか、聞こうか、連れていこうか。
頭の中は彼女が新潟に来てからの計画でいっぱいです。

数年前に彼女は生死を分ける治療や手術を受けました。

髪が抜け落ち、どんどん痩せていくようすを、彼女は自らfacebookで投稿し続けました。

さまざまな治療を受けるものの、どれも体に合わず、入院しては退院する日々を繰り返しました。そんな中でも弱々しい笑顔の写真が投稿され続けることに、私は違和感を覚えました。

なぜ? こんなに苦しいのに、毎日、どうして。こんなにつらそうなのに。

私は彼女のその行動が理解できず、ある日、彼女にメールを送りました。

彼女の回答はこうでした。

確かに私もこんなひどい姿をできればみんなに見せたくない。でも、私のこのつらい経験や孤独な挑戦が、もしかしたら同じように闘っている誰かを、ここにもがんばっている人がいるよと発信することで 勇気づけられるかもしれないから。いま私ができることをしているんだよ。


正直に言うと、その時は彼女の気持ちが理解できた、とはいえませんでした。
でも、と言いたい気持ちをぐっと堪えて、私も彼女の選択を見守ることにしました。

その後、ある治療が彼女の病に効いて、今回の訪日となりました。
病院を退院する時、たくさんのドクターやナースが彼女を見送り、鐘を鳴らし、花を持って
彼女を囲んで一緒に喜んでいる姿を、彼女の夫が撮影をしたビデオで見ました。
本当にすごい人なのです😂

彼女と会って直接顔を見て話す時間が待ち遠しいです。

 

・・・

ひょっこり出てきた古い写真。
 米国ヴァージニア州で開かれた、彼女の結婚式に参列した際のもの。
この頃の私はまだブエノス・アイレスで暮らしていていた。

となると、17年くらい前の写真!Time flies!!⏳